
伊藤有希
打合せでした
今日は打合せに、武雄まで行ってきました!

これから実務をさせていただく建設会社様の打合せに同席させていただき、打合せのながれや様子を拝見しました♪
自分がメインで打合せをしないでよいので、ゆっくりお客様ご家族のご様子をうかがうことができました。
お子さんの成長を見守る家になるんだなあ、
どんなテイストがお好みだろう…
家でどんなふうに過ごされるのかな…
見学を兼ねたサポートという役回りでしたので、心に余裕をもてた気がします。
会社員時代は、本当にすべてが新鮮で余裕もなくずっと焦っていた時期もありました…。
上司の打合せを見せられても、どこをどう真似していいのかわからなかった時もありました。
アシスタント時代は、あまり打合せ対応に参加する機会は多くなく内部での資料作成が主でした。
今回、このように落ち着いて打ちあわせの場におれるという機会をいただいて、これまで学んできたり見てきた知識を踏まえて実地研修をさせてもらっている新入社員のような新鮮な気持ちになりました。
ただ知識や経験を少しばかりでも積んでいるので、流れの把握や部材の確認などが主で、新たに覚えることなどはそこまで多くなく…。
おそらく、多少なり私は成長しているようで、会社員時代にくらべてずいぶん気持ちに余裕があるのを感じました。
もしくは、この会社様の計らいで事前に仕様の説明など念入りに教えていただけたおかげとも思います。
すなおな気持ちで、初心を思い出しながら席に座りました。
そして、お客様と出会ってお話しすることの楽しさを思い出しました。
楽しい家づくり、そこに住まう自分たちの幸せな生活を夢見ていっしょにカタチにするお手伝い。
この瞬間が、私たちインテリアコーディネーターの仕事の幸せな瞬間なんだな、と感じます。
お客様にとって、家づくりの仕様打合せの場は「人生の買い物」のハイライトです。
つい、一人で打合せをしているといっぱいいっぱいになってしまって
「時間はだいじょうぶか」
とか
「確認のモレはないか」
とか、気になってしまい、
お客様とのコミュニケーションをおろそかにしてしまいそうなことがあります。
アタマの中の優先事項第一位は本来お客様であるはず。
それなのに自分の都合を気にしてしまい気が散ってしまうと、お客様が不安に感じ、
「大丈夫かな」
「相談しても、答えてくれるのかな」
と、それが不信感につながることもあります。
私自身、未熟なところもあり、たまに焦ったり、自信がなくなったりすることもあります。
しかし、お客様のほうがこれからの人生をかけて支払う大きな買い物をするプレッシャーを抱えてながら一瞬一瞬、判断をしておられる。
それを忘れてはいけないのです。
お客様と向き合いながら、素敵な家、素敵な暮らしを一緒に模索し提案して、ひとつ決まるごとに夢に近づく喜びを感じてもらえるように、お客様の味方であり良き相談相手、パートナーとして信頼を寄せてもらえるインテリアコーディネーターの仕事をしてゆきたいと思います。
常に新鮮な気持ちで、「自分はまだまだ未熟だ」という気持ちを胸に成長し続けたいです。