
伊藤有希
勉強会参加の皆様へ
更新日:2019年9月3日
こんにちは。伊藤有希です。
これは私の友人であるインテリアコーディネーター様に向けたものです。
個人的に、同世代…似た悩みを抱えている、かもしれない…ICさんに声をかけ、勉強会を開催してます。
この場をお借りして、私の「学び」に対する気持ちというか、意思表明をさせていただきます。

私は昨年2018年からインテリアコーディネーターとして個人事業主となり、企業や施主様からの仕事を受注しています。
私の目標のひとつに「学びを共有する場を作りたい」という想いがありました。
当初は、インテリアの勉強をしながら自分が面白いと思ったり役に立つことを共有したり、教え合える場を作りたいというような思いと、「先生を目指したい」という憧れのようなものでした。
ただ、実際に一人で活動を始めてみて、様々な壁を感じ、自分の実力不足、経験不足を感じ、この先のキャリアの積み方など様々な不安や疑問を抱き、個人事業主としての成功とはなにかを考えるようになりました。
現在、社会人の働き方は多様性を増し、フリーランスで個人として仕事をし、報酬を得るような働き方も増えています。
特に女性は、結婚や育児、夫の転勤、晩年になると介護など、自分ではコントロールできないライフイベントが幾度となく発生します。
生活の変化に合わせて転職を繰り返すこととなり、思うようなキャリアを積めなかったり、子育てなどにより、フルタイム出勤が難しくなってしまう…。
そんな様々な事情を抱える方が多い現代社会において、いざというときに自信をもって
「どこででも生きていける、稼ぐことができる」
ということが言えるならばどれほどストレスが軽減できるでしょうか。
そうなるためには一人ひとりが自分のできることを理解し、拡張し、スキルを上げる必要が出てきます。
私はインテリアコーディネーター事務所でアシスタントなどをしたり、会社で学びながら、
これからのキャリアの積み方をどうすればいいか
どうやってインテリアを学べばいいか
どうやったら自分だけで稼げるようになるのか…など将来へ不安がたくさんありました。
そんな思いを持ったことで、勉強をする場を作るというのはより具体性を増しました。
インテリアコーディネーターは、資格の勉強をしてその勉強内容ですぐに仕事ができるようになる仕事ではありません。
建材、クロス、カーテン、照明、色彩、木材、石材、芸術、歴史、文化・・・
建築の基本知識や、施工の知識、商材の知識、取り扱い方、そして生活様式や、歴史、文化など、建築系から、自然、歴史、文化など深めたい知識は多岐に及びます。
コーディネーターとして携わる住宅の完成度が、顧客の理想を上回ることも専門家としての役割であると考えます。
でも、そのためになにをどう学ぶか。
どうやって感性を深めるか。
どうやって経験を積むか。
ひとりひとりが、自身のできることを理解し、深め、互いに知識を持ち寄って協力関係を作れば、良い仕事につながるのではないでしょうか。
よろしければ私に、ご協力いただければと思います。
皆様、よろしくお願いいたします。
2019年8月 伊藤有希