- 伊藤有希
パース講座
こんにちは!
伊藤です。
ブログ記事がなかなか更新できずにいます…。
さて、最近パースをICさんにお教えさせていただく機会があり、私が使ってるインテリアデザイナーの使い方というか活用の方法や、意匠の表現方法などお困りごとに応じて提案するような内容で講習会をさせていただいてます。

パースは得意なインテリアの表現方法なので、人にお教えする場を与えていただき、皆さんとっても喜んでもらって、私自身もとてもうれしく感じます。
そういった場で疑問を投げかけられて、一緒に解決できたらすごく楽しいですし、作られていくパースの再現度が上がって、コーディネーターの仕事で役立てていただければと思います。
パースがあれば、視覚的に空間の情報をお客様にお伝えできて、
「ここがアクセントです」
「アールの開口です」
「この枠色は…」
というような、「それってどこのこと?どこの色がこれで、どこの形がどうなるの?」
というお客様へのご説明がすごくわかりやすくなると思います。
もちろん、パースがすべてではありませんし、実際の仕上がりと全く同じに作成することは原則できません。
それでも、お客様の不安解消や、説明の補助に役立てていただいて、より充実した打合せに生かしていただければなと思います。

人にお教えするからこそ、私も新しい発見があります。
例えば、
「吊りの押し入れって作れますか」
と言われました。
「吊り」とは、天井からつられてるような収納のことです。
特殊なものはパースの素材に無いこともあるので、作成するのに工夫が必要なこともあります。
どうすれば再現できるのか…、不格好でなく、すっきりと見せて間接照明を仕込むには…。
そうやって、その場で思考しながら作成しました。
※パースはブログ用に作成したオリジナルです。
いろんな方の、「こんな表現したい」を頂くことで私自身もスキルアップできてるんだと実感しました。
こんなふうに3Dパースをお見せできたら
「吊りの押し入れはこんなふうになりますよ。下の空間に床が続いているので、四畳半でも広く見せる効果があります。」
「床の間の下がり壁はアールにされたら、部屋の雰囲気が柔らかくなるのでお勧めですよ」
なんて、イメージが伝わりやすいのではないでしょうか。
3Dパースの作成も承っています。
お気軽にご相談ください。
伊藤有希